双極性障害になって

患者「めいこ」さんの体験記

私が双極性障害と診断を受けたのは19歳の時でした。

昔から気分の波が激しく、落ち込んだりすることも多く小学校高学年のころには、希死念慮も出てくるようになっていました。高校を卒業し専門学校に通い始めたころ、今までにないほどの気分の落ち込みを感じ、メンタルクリニックに通い始めたところ、うつ状態という診断が下りました。処方薬を飲んで、気分を落ち着けたりしながら日々を過ごすものの、自殺未遂やオーバードーズが続き、日常生活さえままならなくなりました。部屋の片付けや見身だしなみを整えることに始まり、食事や入浴もできなくなり、10日間お風呂に入らない時もありました。

自殺未遂で救急車が出動したり、外出先でのオーバードーズでパトカーに運ばれたりもしました。


そんなふうに落ち込んでいるかと思いきや、突然思い立ち知らない場所で知らない人に話しかけに行ったり、自分にそぐわない金額の衝動買いや大量の買い物をすることもありました。

そんな時には無敵感や万能感、世界への愛を強く感じていて、生きていることが素晴らしく思えました。

ですが、気分が上がっているのもつかの間、また家に引きこもり、何もできなくなる生活に一転します。気分の落ち込みや希死念慮により、楽しく通っていた専門学校も辞めてしまいました。

薬物依存や、自殺未遂の繰り返しの日々でした。


症状を主治医に話したところ、双極性障害との診断を受けました。

そんな生活が約4年間続いて現在に至ります。その期間にもアルバイトをいくつか経験しましたが、気分の波により、長く続けることができず、現在はフリーランスで自分にあった働き方をしています。仕事上での対人関係の悩みやプレッシャーからも解放され、今は病状が落ち着いています。

双極性障害は一生付き合っていかなければならない病気なので、自分とよく向き合って、自分が生きやすい環境を自分で作っていくことが大切です。