双極性障害を乗り越えるために

 患者「てん」さんの体験記

私が双極性障害と診断されたのは、高校生の時でした。当時の私は学校にも行かずに遊びまわる日々を過ごしていました。ご存知の方もいるかもしれませんが、双極性障害は鬱の状態の時と躁状態を繰り返す病気です。体が動かず落ち込む日々を過ごしたかと思えば、急に活発になるという生活の繰り返しを過ごすのは、周りも大変ですが、周りに理解されない自分も苦しいものでした。

 

双極性障害と診断された当初は、その病気についての病識をつけることに関して努力もせず、遊ぶことばかりを考えていましたが、20代になり、病識をつけてカウンセリングを受け治療に真剣に向き合うようになると、症状も一変、穏やかさを取り戻しました。

 

 

実際に高校生の時と比べると、気分の落ち方も緩やかに、そして気分の上がり方も緩やかになりました。この病気で大切なことは、病気を受け入れ自分を見つめ直して、自分のストレス源について考えることでしょう。そうすることで実際に私は症状と向き合うことが楽になりました。これからも気分の浮き沈みはあるかと思いますが、それでも治療を諦めず、ゆっくり進んでいきたいと思います。